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それで、実は原因は前から薄々わかっていたんですが案の定、必要以上の吸音材が入っていました。もう、必要以上とかそういうレベルじゃない。たかが奥行き20センチ強×高さ20センチ強のバスレフ式のブックシェルフサイズの箱に、これほどの吸音材(ウレタン)が入ってるわけですから、殆どギッシリに近い状態。バスレフ式のくせにスピーカ背面に自由に移動できる空気の空間が全く無いと言っていいほどの状態。エンクロージャ出口には意味ありげな長さにカットされたダクトが付いているにもかかわらず、そこも半分以上が吸音材で塞がっている状態。はっきり言って機能してない。アホか。
一度全ての吸音材を除去して、再度箱の中を確認してみるとちゃんとコンデンサ+コイルでネットワークが組まれていて基盤に整頓されている。ローカットに使われているコンデンサは自作スピーカでよく見かけるフィルムコンデンサでなく、電解コンデンサでした。
密閉式の箱なら吸音材は内側全面にわたって貼り付けることもあるようですが、それでも箱の空間がなくなるほど敷き詰めるわけじゃない。ましてやバスレフではデザインにもよりますが局地的に少量、場合によっては全く無くてもよいはず。なのでまず吸音材全撤去の状態で、元に戻して鳴らしてみました。
それで、聞いてビックリ玉手箱。生まれ変わっちゃいましたよ。音が抜ける。なんか新しい別のスピーカー繋げたみたいです。出てくる音のパワーが違う。瞬間的な音圧とかスピード感は、前出の16センチコーン紙のフルレンジを凌いでしまいました。特に低音、ベース、キックの倍音。な~んだこれ、ホントはこんなに鳴るスピーカーだったんだ~って感じ。
では、ごっそり入った吸音材を外すまではどんな音だったのかというと、もともとツイータの抜けは良く、それがウーハ側からの音とうまく繋がらず、どんな感じかというと、中低域が引っ込んでいて、ツイータから無意味にシャリシャリした音が鳴っていた感じ。それが大変身しました。生まれ変わった低域に付け加えて高音のシンバル類が元気で、どちらかと言うとロック向けかな。でも、人の声に関してはやっぱりコーン紙のスピーカーのほうが澄んでて綺麗。
所詮は有名音響メーカーと安価な家電をやっている新興メーカーとのコラボ製品なんですが、設計と組み立て段階(現場)でかなり隔たりがあったような気がし ますね。この吸音材の量は絶対おかしい。それとも、たまたま組み立てた人がヤバかっただけだろうか(笑
正直、「いつ捨ててやろうか」と思いながら使っていたスピーカだったんですが、捨てる直前になって初めて気に入ってしまいました(笑)いやホント、結局は 「綿」を抜いただけなんですが、良い意味で別のスピーカに変身しました。廃棄却下(笑)
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※2007/02/01以前の記事はバックアップです。
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